生雲地区に伝わる「団七踊り」知ってますか?
団七踊りとは…
江戸時代から伝わる盆踊りで、
団七、みやぎの、しのぶの3人を表現しています。
志賀団七という男がいた。
この男、無道で知られた人物。
ある日、農民が二人の娘を連れ、田で作業しているところへ
団七が通りかかった。
その際、娘が投げた草が袴に当たったと怒り狂い、
娘を切り捨てようとした。驚いた父が、土下座して
詫びるが聞き入れず、団七はこの父を切った。
父は田の中を逃げたが力尽き死んでしまった。
娘二人は家に逃げ帰って、病気で臥せっていた母に告げた。
母はショックもあったのか、やがて後を追うように死んでしまった。
姉妹は親の恨みを晴らすため、形見となった土地を売り、
江戸に出て剣術家、由井正雪を訪ねた。姉に宮城野(みやぎの)、
妹に信夫(しのぶ)と名をつけ、姉には鎖鎌、妹に長刀を指導した。
約3年後、白石川六本松河原にて、決闘が行われた。
団七は2尺5寸の大刀を持っていたが、姉妹は奮闘し、
団七の首を切り落とし、仇討ちは終わった…
この仇討ちの様子を団七踊りでは表現されています。
3人一組となり、団七は刀、みやぎのはくさりがま、
しのぶはなぎなたを使用します。
生雲地区では、
生雲団七踊り保存会を設立し、
伝統文化を次世代へ継承するために活動しています。
現在、保存会メンバーは7名となり、踊れる方は、わずか4名です。
生雲団七踊りを絶やすことなく、子どもたちに教えていくため、
メンバー募集中です!!
団七踊りは、今、阿東中学校の生徒さんが練習していますよ~(^^)v
土曜日に行われる、阿東中学校の運動会の際に、披露されます!
夏休み前には、団七踊り保存会が中学校へ行き、指導していたよ!
まずは、団七踊りがどんなものか見てもらい…
足の運びや、道具を使っての動きが難しいけど、
覚えられたかな~??
運動会では、地福地区に伝わる「けだし」も披露するよ~
この時、けだしも一緒に練習~
伝統文化を、みんなで継承していこう~(^^♪